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クヒオ大佐【映画】

 25,2009 22:27
コ、コメディか???(^^;


【とりあえず例のごとく堺雅人ファン推奨。あとは……むずかしいな(^^; 松雪泰子さん、綺麗です。新井浩文さんもいい役なので、ファンの方にはお薦め!】


クヒオ大佐<公式サイト>


台東区の「したまちコメディ映画祭」にて観賞。

「コメディ映画祭」でやるくらいだし、ネタがネタなもんだから、実はもっとコメディ色が強いもんだと思っていたら、全然そんなこともなく(^^;

同じ堺さん主演ものだったら「南極料理人」のほうがよっぽど笑えます。
いやまあ、笑いを追求しなくてもいいんだけど。


どう表現すればいいものか……。


軽く笑って楽しもうと思って見に行くとハズされます。

見終わった後、もの悲しくなるというか、そっちいく???的な進み方をするというか(^^;



以下ネタバレ。





時代的には湾岸戦争の頃。
今から20年ほど前のお話。

純粋日本人なのに、アメリカ空軍・クヒオ大佐を名乗って結婚詐欺を働いた、実在の詐欺師のお話です。

ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐の母は、エリザベス女王の妹の夫のいとこ、父はカメハメハ大王の末裔。
軍での活躍も華々しい経歴の持ち主。

実際に逮捕された時、あまりのキテレツさによくワイドショーなんかで取り上げられていたようです。
私も、なんとなくは知っていた。



こういう詐欺の場合、いつも思うんだけど「なぜ騙されるかなぁ?」というのが、一番の疑問ですな。

だって、どっからどう見たって聞いたって、胡散臭いことこの上ないだろう!(^^;


まあ、やる方がどんなにバカバカしいキテレツなことを言っても、それはまあいいと思うんですよ。
騙される人が、なぜ騙されたのかに非常に興味がありますね。

詐欺なんて、みんなそうなんだろうけどなぁ。
絶対騙されない!と思ってる人間ほど騙されたりする。

この映画の場合は結婚詐欺なので、恋愛が絡んでくる分、より一層騙された側が協力的に騙されているようにさえ見える。


映画に出てくる女性は3人。
2人は詐欺の被害者ですが、1人は銀座高級店のホステスで、クヒオ大佐と化かしあいを演じます。
化かしあいっていうか、女性圧勝(笑)。
クヒオ大佐、手玉に取られている感じ。
↑このホステス、中村優子さんが演じてらっしゃるんですが、すごくよかったですよ♪

ほかの、お金を騙し取られる女性2名にしても、けしてすばらしい手際で騙されているわけではない。
どっちかってぇと、クヒオ大佐はどんくさいというか抜けてるキャラなので、女性が自ら騙されにいっているような、そんな感じです。


映画全体の話の軸は、クヒオ大佐と松雪泰子さん演じる小さなお弁当屋の女社長・永野しのぶとの関係になります。

クヒオ大佐と結婚を前提に付き合っている彼女は、出来の悪い弟・永野達也(@新井浩文)の面倒を見ながらこつこつと真面目に働いてきた女性。
それが、クヒオ大佐に入れ込むあまり、仕事にも支障が出てきてしまうわけですな。
↑社員のお給料分まで使いこんじゃって、給料遅延で突き上げくらったり。

彼女の出来の悪い弟は、最初姉が騙されている詐欺師の存在を知ると、逆にクヒオ大佐を脅して金を巻き上げたりします

でも、お姉さんの立場がますます悪くなっていくのを見るにつれ、ぶっきらぼうながら姉を守る方向に態度を変化させていく。

ある意味、この姉弟のお話が一方の物語の柱にもなっています。
↑弟くんがいいんですよ(≧▽≦)b


なので詐欺師ものとはいえ、いかにすかっと騙すか、間抜けな詐欺師を笑うか、という物語ではないんです。

騙す側、騙される側それぞれの人間模様というか、事情というか、そっちがメインなもんですから、主役ではあるけれどもクヒオ大佐の存在感って、実はそんなに強烈ではない。
見る前はどんだけ濃いキャラなんだろうと思っていたんですがね(笑)。


映画全体的にも、そうメリハリはありません。
ちょっと中だるみ感を感じる人もいるでしょう。

ラスト近くは妄想的というか、幻想的というか、ちょっと独特の描かれ方になっています。
それまでがまったくそういう表現はなく、結構唐突にそうなるので、???となる方もいるでしょう。


まあ、メジャーなエンタメ映画じゃないなぁ。
いつもこの言葉でくくって申し訳ないが、やはりひと言で言うなら愛情ものの単館系?

確かにちょろっと笑えはしますが、コメディ映画とは思わずにご覧になることをお薦めいたします。



【追記1】

クヒオ大佐のキャラが成り立っているのは、堺さんに負う所が大きい気がします。
今年、これで主演公開映画4本?
もちろんドラマにも出ているわけだし。
よく働くなぁ!


【追記2】

意外なところで、某省官僚役で内野聖陽さんが出演なさっています。
……変な役だった(笑)。


【追記3】

ラストシーンの前に、松雪さん演じる永野しのぶが、クヒオ大佐と心中を図って料理に毒キノコを混ぜて食べさせるんですね。
でも、それは毒キノコではなく、よく似た普通のキノコだった、というオチだったんですが。

一緒に見に行った友人が、ラストのシーンがあまりに唐突だったので「実は普通のキノコでもなく、幻覚作用のあるキノコ食べたんじゃないか?と思った」と言っていました。
まあ、確かにそういう見方もあるかもねぇ(笑)。


【追記4】

こちらの開始前舞台挨拶には、映画祭プロデューサーのいとうせいこうさんと、出演しているアンジャッシュの児嶋一哉さんが登壇していたんですが、こちらでもやはり「みなさん、本当は堺雅人さんが見たかったんでしょ」から始まってましたね。

いとうせいこうさんが、作品中堺さんが来ていた白い軍服を着ていて「今日は私が堺雅人!」とがんばっていました(笑)。


【追記5】

主題歌はクレイジーケンバンド「VIVA女性」。上映前にエンドレスでかかっていたんですが、覚えやすいおもしろい歌なもんですから、終わってからも頭の中でぐるぐるしてましたわ(^^;






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