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神様のパズル【映画】

 02,2009 00:12
天才がキレると世間の大迷惑(笑)。

【市原隼人くんファン推奨。エニックス系のマンガ好きな人にも推奨(笑)。ケレン味のある話とか、マンガチックな話好きな人推奨。リアリティが~!とこだわる人には非推奨】


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予告は公開前に劇場で見ていたんですが、予告の予想からは全然違うとこに行ったお話でした。
その時は、明るい学生モノで、みんなで「宇宙の謎」をテーマになんか青春するお話かと思っていたんですが。

いやいや、これが全然違う(^^;

どこまでいっても三池監督は三池監督(笑)。

ともかく、「ヤッターマン」にさえそこはかとない(?)エログロ入れる人ですから、もちろんこれにも添加されているわけですよ。
この映画でのこだわりポインツは、きっと、色気のないスカイブルーのジャージばかり着ているサラカ(主人公・ヒロイン)の胸元ですな!(笑)
あとひょろっとした生足。

超天才少女で、プラスティックくさいキャラで、そういう全体的な作りではあるんだけども、どこか非常に生っぽい。
↑生っぽいって言い方もどうかと思うが(^^;

系統的に綾波レイ系統というか。
↑包帯は巻いてないけどね。
ロープではくるくる結わえられてるぞ。手とか足とか椅子とか(笑)。
スカイブルーのジャージに、黄色いロープ。
色あいも美しいΨ(`∀´)Ψ


あのサラカのキャラは難しいと思うんですが、谷村美月ちゃん、絶妙(≧▽≦)b
すんごいハマってます。

いや、予想外に楽しい映画でした。


以下、ネタバレ。







綿貫基一は一卵性双生児の兄。
大学で物理学を学ぶ、そつなく優秀な弟・喜一とは違い、すし屋でバイトしながらロックにツッコンでいる日々を送っている(兄弟とも市原隼人くん二役)。

そんな物理学ど素人が、ある日、旅行に行くという弟に頼まれて、代返のために大学の教室やゼミに出ることに。
そこで、ゼミの鳩村教授(石田ゆり子さん)に、まったく出席してこない天才少女ホミズサラカ(谷村美月ちゃん)を連れてくるように頼まれる。

サラカはアメリカ生まれのアメリカ育ち。人工受精で生まれた半人為的な超天才で、彼女の論文を元に日本で建設される加速器<ムゲン>のプロジェクトに参加するため、日本に帰ってきていた。

通常の大学ゼミの内容にはまったく興味を持たないサラカだったが、物理学ド素人の基一のなにげなく言ったゼミテーマ「宇宙の作り方」に興味を示す。

神様のパズルを解き、人が宇宙を作ることはできるのか?

……というようなお話なんですが。



ほんっとに宇宙作ろうとしますからね、サラカちゃんΨ(`∀´)Ψ
現行宇宙の中に、もうひとつ宇宙を発生させちゃったら、どうなるかわからない、消滅するかもね、とか言いながら。
天才がキレると恐ろしい(笑)。


以前、何年も前ですが、仕事の関係で大阪大学の加速器を見たことがあります。
それでも体育館くらいの大きさがありました。
バンバン原子力のご注意マークが貼ってあって、なんだか妙に危険地帯に入り込んだような気持ちになったものですが(笑)。

この映画に出てくる<ムゲン>は、最大級のジェットコースターよりも何倍も大きい(笑)。
屋外で剥き出し設置。
錆対策とか大変そう(^^;
∞の形をしているので、名前が<ムゲン>なんですな。


その理論を立てた天才少女と、物理学ってなに?超ヒモってなに?インフレーションってなに?という基一くんを中心とした物語です。
↑まったく物理学の既成概念を知らない基一くんの言動に、サラカがインスパイアされたりするわけですね。


結構がっつり物理学が絡んでくるんですが、私は結構好きなほうですので楽しく見れました。
↑学生の頃は物理が一番嫌いだったんだけど。

大嫌いという方も、まあ、本編理解には問題ないので「サラカは天才なんだね~」というくらいがわかってれば十分です。

ベートーベンに絡めたりして、結構興味を引くように作ってありますので、おもしろく見られるんじゃないかなぁ。
肝心のくそ難しいところは、なんとなく雰囲気で流してあるし(笑)。


とにかく極端から極端に振れる、振り幅の大きい映画です(笑)。

超天才 VS ロックなすし屋見習い
超天才 VS 平凡な秀才
超天才 VS 世間
できた弟 VS 駄目兄貴
物理学 VS 江戸前(笑)


一般社会に放り出されアイデンティティの揺らぐ天才とか、天才に嫉妬と愛憎入り乱れちゃう秀才とか、いきなりインド放浪してしまうできた弟とか、とにかく天才と物理学に食らいついていく駄目兄貴とか。
まあ、みなさんキャラが立っていること(笑)。

学園ものと思っていたので、予想外の盛りだくさん感にびっくりしました。


サラカちゃん17歳の、最初はアンドロイドみたいだったようすが、日本で普通の人々やマスコミ、悪意や妬みなどにさらされることで、次第にぐらぐらと揺らいでいくあたり、丁寧に描かれています。

帰国当初さんざん天才天才と持ち上げられたサラカですが、<ムゲン>の運用が遅れるにつれ、マスコミから悪意ある記事をぶつけられて傷つき、風呂場で盗撮された裸動画をネットで晒され、ぐらぐらした挙句に、本当に東日本の全エネルギー施設をハックしちゃって<ムゲン>に流し込み、宇宙を生成しようとするわけですな。
↑この決意には、それまでのゼミでの流れや基一の言動が関係してくるわけですが。


宇宙が発生しなければ死ぬ気のサラカは、ひとり<ムゲン>の中で膝を抱えながら泣き出しそうにしているんですが。
強大な力を揮う天才的な頭脳と、自分の存在意義に悩む17歳の女の子の脆い部分のアンバランスさが非常によかったです。

谷村美月ちゃん、ブラボー!(≧▽≦)b


サラカがあらゆるシステムをハックし、エネルギーを支配し、それをなすすべなく大人が茫然と見ているあたり、なんだか妙な高揚感というかカタストロフィがあります。

<ムゲン>の中で、ぼっと一瞬だけの小さなブラックホールが生まれるシーンがあるんですが、あそこいいなぁ。
個人的にすごい好きΨ(`∀´)Ψ


マンガの世界では定番といえば定番の物語構成なんですが、3Dでここまで大真面目にやってるのは初めて見たかな。

サラカが、宇宙生成の理論を理解した、と英語でつぶやくシーンがあるんですが、そこなんて本当にマンガっぽい。
なんか、マンガのコマ割が頭に浮かぶようでした。

映画的にチャチくてマンガっぽいわけではなく、作品レベルとしてはしっかりしてるんですが、演出と構成とイキオイとキャラがマンガっぽい。

原作、マンガなのかな?
↑調べてみたら、SF小説でした。今度読んでみよう。

クライマックスシーンで基一が第九を歌うとこなんて最たるもんでしょう。
どっからそのマイク出てきたんだ!
ってか、ギターのアンプもどこにあるんだ?!
で、その歌で世界が救われるのかいっ!!的な。
↑監督の確信犯的なところがまた(笑)。


ある意味、物理学をかじって江戸前寿司に辿り着いた基一と、自分の存在意義に悩む天才少女の、超はた迷惑な「自分探し」がメインテーマの映画とも言えるでしょう(笑)。

とりあえず、ラストのサラカの、ぎこちない初めての笑顔は、とってもかわいらしいです♪
あのシーンで締めるあたり、やはり三池監督、外しません(笑)。


内容盛りだくさんすぎて、すべて書ききれませんね。


細かくいろんなところにネタが置いてあるので、2度見るとよりいっそう解りやすくなると思われます。


実は、評価の分かれ目は、市原くんのキャラを受け入れられるかどうかに掛っていると思うな(笑)。



【追記1】

雨にぼとぼとに濡れた寿司は美味くないと思う(^^;


【追記2】

エンタメ色強いなぁと思っていたら、角川春樹さんプレゼンツだったんですね(笑)。


【追記3】

「サイコメトラーEIJI」の妹役をやっていた昔から、結構松本莉緒ちゃんが好きでして。
これにも出演していて驚いたんですが、基一のおバカな妄想シーンでの芝居が面白かったです。
ヒモに泣かされる女性役、妙に熱演でした(笑)。
↑超ヒモ理論と聞いて、女泣かすヒモを想像するんですな。


【追記4】

サラカに愛憎半ばして嫉妬してしまう大学の院生・相理くん(黄川田将也くん)も、役柄的にいい人ではないんだけど重要な役でした。
黄川田くんよかったです♪

男前で、天才じゃないんだけど秀才で、あまり挫折も知らずにきたのに、うっかり目の前に現れた本当の天才サラカに打ちのめされ、自我崩壊していく役です(ちなみにこの映画のちょいエロはサラカ、ちょいグロは彼が担当)。
台詞として言葉でははほとんど語られないのに、とても雄弁にサラカとのやり取りのなかでそこんとこが表現されています。

初めて認識して見たのは「マイ★ボス マイ★ヒーロー」の弟くん役でしたが、彼も最近いろんな映画に出ていますね。
よく働くなぁ!Ψ(`∀´)Ψ


【追記5】

サラカ、あのあと絶対に国家の監視の元に置かれると思うんだけど。
野放しはねーなー(^^;


【追記6】

ちなみに、実は「確信犯」って、日常的に使われてるのと意味違うんですよね。
上記では日常仕様で書きましたが。
「解っててやってる犯人」ではなく、「政治・道徳・宗教などの確信に基づいて行われる犯罪」が正しいんですよねーΨ(`∀´)Ψ
「役者不足」と「役不足」を間違ってる人も多いですが、いつかそのまま定着しちゃうのかもなー。


【追記7】

このたび、初めて公式サイトを見たんですが、近来まれに見る惨憺たるサイトだな(^^;
クソ重たい。ブロードバンドでもあんなに重たいってどういうこと???
光でないとまともに見られないんじゃないか?
で、待って待って待ったあげくに、コンテンツはそうたいしたもんでもなく、早くに制作したからかなんなのか、なんか本編と微妙に食い違っている……。

なんせ、コピーが『チャーミングなサイエンスファンタジー・ラブコメディ』ですよ?!

それなんの冗談ですか???(^^;


【追記8】

開始直後のインタビューシーンで、サラカちゃんがインタビュアー(多分アメリカ人)に「貴方のルーツは日本でもなくアメリカでもない?」って聞かれた時に、ふるふると首を横に振るんですね。
それがすっごいアメリカ生まれアメリカ育ちぽくって(笑)。

あれ、普通日本人がそう聞かれたら、うなずきますから。うん。




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