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キサラギ【映画】

 07,2009 22:36
最後の一瞬の回想シーンがっ!!!

【小栗旬ファンを初め、出演者ファン推奨。90年代小劇団系演劇好きな人にも推奨。そしてなぜか『踊る大捜査線』ファンにも推奨(笑)。】


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香川照之ユースケ・サンタマリア

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いやあ、それにしても香川照之さんはなにやっても上手いねっ(≧▽≦)b


最近、舞台が元ネタのドラマや映画が多くなってますが、これは舞台も想定して書かれた脚本だそうです。
実際、映画の後に舞台化されています。

1シチュエーションの会話劇。
お金はかけず、脚本と役者頼みなところは「大洗にも星はふるなり」「12人の優しい日本人」と同じです。
どちらかというと「12人~」のほうの雰囲気に近い。
三谷幸喜さんやG2さんの脚本好きな人にもお薦めです。
一時の小劇場系のメイン・ストリームな感じ(笑)。

細かい伏線を、きれーに片っぱしから拾っていく脚本です。
役者さんも申し分ない。
楽しくて間もいい。
ちょっとホロリもあり、おもしろいです。
確か、上映時も単館映画にしては評価が高かったような覚えがあります。


しかし、脚本!
ソツがなさすぎ(笑)。
次々パーツをはめ込むように伏線が拾われていくんですが、それが快感半分、「がんばって練りに練りました!」臭が鼻につく感じ半分(^^;

これ、舞台ならそんなこと思わないんだろうけどなー。
多少ご都合主義的だろうと、へんな人たちばかりだろうと。
やはり映像だとより一層リアルな視覚情報が入ってくるので、ちょーっと浮いちゃうんだろうなぁ。
↑まあしかし、舞台あんまり見ない人には、最初から比較対象がないので、気にならないポイントかもしれません。


以下、ネタバレ。






自殺した売れないアイドルの如月ミキの一周忌に、ファンサイトで知り合ったコアなファン5人が集まって彼女の追悼会を開くことに。

参加者は主催の「家元」(小栗旬)。
「スネーク」(小出恵介)。
「安男」(塚地武雅)。
「イチゴ娘」(香川照之)。
「オダ・ユージ」(ユースケ・サンタマリア)。

最初は、たんに彼女を偲ぶ会のはずが、話はどんどんと彼女の死の真相についての検証へと流れていく。
彼女は自殺ではなく殺されたのか……?
彼女が殺されたのなら、犯人は……?


という検証謎解き的なお話です。


これ、最初から「オダ・ユージ」は「オダ・ユージ」なのかな?
もしそうなら、そのおかげで仕事1本増えたね、ユースケさんって感じです。
絶対にそのためのキャスティングだろう(笑)。
↑もしかしたら、ユースケさんキャスティングしたんで「オダ・ユージ」にしたのかもしれませんが。


小栗くんは、やはり舞台慣れてるだけに、こういうのうまいですね。
系統的に言うと「貧乏男子」のキャラみたいな感じ。
二枚目かっこいい系ではありません。

ってか、小栗くんに限らず、みんなキャラ勝ちな役者さんばかりなので、安心して見られます。
↑「大洗~」ほど濃くはないけどね(笑)。


いつも書いてますが、こういう脚本は間が悪ければおもしろさ半減以下。
でも、これは間もよかったですよ。

如月ミキちゃんは、最後の最後まで顔は出さないんだとばかり思っていたら、本当に最後の方でおもいっきり出てきました(笑)。
いやー、確かにアイドルとしてはビミョー(笑)という感じが、すんごいよく出てました。
アイドルっつーか、声優アイドルみたいな?(笑)


すでに映画のスタート時点で1年前に死んじゃってるミキちゃんですが、野郎どもの思い出話から浮かび上がってくる彼女は、妙にバイタリティに溢れた明るい女の子です。
頭は悪そうだけど(笑)。

基本ギャグテイスト強めなんだけど、そんなミキちゃんの生い立ちやら日頃の生活なんかから、ちょっとホロッとさせられる仕上がりにもなってます。


そして、最後の最後でめっちゃ意外に切なくさせられるのが小栗くん演じる「家元」ですよ!

まあもともと、最初は「一番僕がミキちゃんに詳しい!」と自信満々で「家元」を名乗っていたにも関わらず、結局フタをあけてみたら<一部ネタバレ自粛>で、自信を粉々に打ち砕かれるという、かわいそうなキャラなんですが(笑)。

まあでも、それは笑える範囲さ。
拗ねてるの、かわいいし。


「しがない公務員です」と最初言っていた彼は、実は警視総監を父に持つ警察官なんですが、最後回想シーンでちょっと職場でのようすが描かれてるんですね。
ミキちゃんのことを、みんなが個別に思い出すというシーンでなんですが。

そこで映る彼のロッカーの内側!
とにかく罵詈雑言の落書きだらけ。

イジメにあってたのか、家元っΣ( ̄□ ̄;;;)!!



警察内部で妬まれて、ツライ思いをしてる中、それでも笑って仕事して、ミキちゃんが唯一の支えだったんだなっ(T△T)


ほんと数秒なんですよ。
ちょっと意識がそれてたら見逃すくらい。
回想シーンだから画面の色調も暗いし。

でもあそこ見逃したら、家元くんの感情がころっと変わってくるんですよ!

まあ、なんてことっ!!!Ψ(`∀´)Ψ

DVDで「ながら見」だと見逃す危険が大きいと思うんだけど(^^;

なんか、あのロッカーが一番衝撃的でしたね。
A.D.ロッカーと、B.C.ロッカーでは、家元くんの最初の頃の明るい笑顔の見え方が変わってきます。

がんばれよ、家元っ…!!!


いや、小栗くん、いい役ですよ。


小出<スネーク>恵介くんは、狂言回しというか、茶化し役というか。
実は台詞とか一番多くて大変そう(笑)。

ユースケ<オダ・ユージ>サンタマリアさんは、脚本の中でたびたび出てくる「踊る」パロを一身に背負ってますΨ(`∀´)Ψ

塚地さんはキャラ勝ち。裸の大将もそうだけど。
ってか、彼は妙に着々と俳優としてのキャリアを積んでいますね。

そして、香川さんは全編楽しそうに演じていらっしゃいましたが、最後のダンスシーンが体力的にキツそうでした(笑)。


全体的に、本当にキャストがバランスよくハマってて、脚本にも破たんがないので、出来のいいおもしろい映画だと思います。
↑どーんとした派手さはないけどね。もちろん。


まあ強いていうなら、最後の宍戸錠は蛇足かなぁ(^^;



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