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パイレート・クィーン【ミュージカル】

 08,2010 20:25
アイリッシュ・ダンスは見ごたえあった(笑)。

【祐さん出てればなんでもいい!な熱烈な山口祐一郎ファン推奨。なかなか、普通の山口さんファンには薦めにくい(^^; とりあえず、ダンスシーンは意外とよかったぞ(笑)】


パイレート・クィーン公式サイト


演出が、大嫌いな(失礼)山田和也氏だったり、年齢的に無理あり過ぎるだろうというキャスティングで、あんまり見る気なく(笑)、チケットも近々まで取ってなかったんですが。

友人が誘ってくれたため、とりあえず見てきました。


やっぱり、年齢的に無理あり過ぎるだろうキャスティング!!Ψ(`∀´)Ψ


主役二人なんて、せめて20歳ずつくらい若くないと。
通常ルドルフ@エリザベート役者(20~30歳くらい)あたりがやりそうな年齢層の役を、山口さん(53)がやってるんですもん。

き、きびしー(^^;


ただ、今回はおそらく海外演出をほとんどそのまま持ってきたのか、山田演出の弊害は少ないです。
↑もう、自分史上最悪のミュージカル演出だった「ローマの休日」を初め、山田さんの演出で「いい!」というものを見たことがない(^^;
こないだやった「ラ・カージュ・オ・フォール」の改悪版もひどかった(^^;
「ミー&マイガール」がまだマシだったかな。
「ウエディング・シンガー」はそこそこよかったそうですが、これは私見てないんですよねぇ。


ともかく彼の演出は、空間の使い方がひどすぎる(^^;(^^;(^^;
なんであの大きな帝劇や梅芸の舞台を、わざわざ小さく小さく狭めて、そこにぎゅうぎゅうにアンサンブルを詰め込むかな(^^;

あと、無駄にセットにお金かけて(それも趣味はよくない)、その割を食ってかいつも衣装がペラペラ。
「レベッカ」にあった、上流階級の仮面舞踏会のシーン。
高校生演劇かと思ったですよ。あまりにペラペラで。いや、マジ。


彼自身、自分には予算のない舞台しか回ってこないと愚痴ってるという噂も聞きますが、お金がないならないなりに、配分というものがあろうよ(^^;


初演の「モーツァルト」も、本当にセットは電光の枠と真っ黒な段々だけで、笑っちゃうくらいなんにも金掛けてなかったぞ(笑)。
でも衣装は豪華に作ったもんだから、見栄えはした。
バックは作りこまなくても、役者がちゃんとしてればなんとかなるもんなんだよ。


元々の小劇団演劇の演出をしている時は、別に気にならなかったし、「笑の大学」なんて、すごいよかったと思うんですが、彼には大舞台と大勢の人間をさばけというのが無理なのかもしれないっす。
もうずっと進化してないから。



まあ、山田演出にモノ申し始めるときりがないので、以下、舞台感想に戻す(笑)。









舞台はエリザベス一世統治下のイギリスとアイルランド。

主人公は女だてらに部族長を継いだ<パイレート・クィーン>グレイス・オマリー(@保坂千寿さん)。

グレイスと、エリザベス女王(@涼風真世さん)。
アイルランドとイングランドを対比させ、グレイスがアイルランドの権利を勝ち取るまでのお話に、アイルランドの部族間の問題や、宮廷の権謀術策や、海賊やら恋やらを絡めた物語です。

……なんかこう書くと壮大そうだなぁ。

実際は、ぶった切りのペラペラです(^^;
浅い浅い(笑)。
すんごい上澄みだけ、都合よく繋げてみた感じの脚本。


有名ミュージカルの抱き合わせで、海外でコケたこの作品も買わされたと聞いてはいましたが、まあ、コケるかもねぇ(^^;

日本人より、海外の人のほうが、アイルランド問題詳しい人多いだろうしねぇ。

まあでも。
ご都合主義ではあるけれど、もって行きようによっては派手になりそうだったのになぁ。
ロミジュリみたいなテイストもあり、MAみたいなテイストもあり。

しかしながら、あまり山場も感じられないまま、さらーっと流されていく感じに仕上がっております。


こういう作品をなんとかするにはパッションなんですよ!

もうパッションしかねぇんですよ!Ψ(`∀´)Ψ

がーっと恋愛感情で突っ走るとかさ。
勢いあったら、まだごまかしもきくものを。
……キャストがすんごい年齢層上なもんだから、落ち着きはらっているんですわ(^^;


これやっぱキャスティング・ミスが最大の致命傷だよなぁ(苦苦苦)。
集客のために有名キャスト使わないと、という気持ちはわかるけど。

パッションないと、ただのあっさい浅いお話でしかない。


その代わり、キャストがベテラン揃いなもんだから、歌は皆さんレベルが高いです。
安心して聞ける。
こう、感動揺さぶられる感じはないけど。

「歌うバズーカ」山口さんがめずらしく苦しそうな音域の歌を歌っていました。
それも一番最初に。


ちなみに、「ジーザス・クライスト・スーパースター」でハマってこのかた、私は山口さんの舞台を延べ100本超えて見ていますが、この舞台が一番ダイコンに見えるような気がします(苦苦苦)。

いや、彼に関しては歌ってくれさえすれば、他はもういいと思うんですが、それでも今回はすごかった(笑)。

あと、ゆっくり動けばかっこよく見えるんだから、時速5キロ以下で動いてくださいと、いつも思っています(失礼な)。
↑ちなみに、日本一マントの似合う舞台俳優とも思っている(笑)。
カリオストロ(@MA)のマント・シーンなんてかっこよかった♪


でも、これ、若い役だし海賊の役だから、結構動くんです。
剣持ってダンスシーンに登場してきたときは、一瞬息を飲みました。
まさか剣舞でもするのかと思って。
さすがにそれはなかったけど(笑)。


ある意味で楽しい。
山口さんが出てくると、もれなく笑えてΨ(`∀´)Ψ
でもきっと、演技重視の方は、青筋立てて怒ると思います(^^;


やっぱ彼は人外の役をやってくれるのがいいな~。
ジーザスとかファントムとかトートとか。
若かりし頃にやったという「エクウス」の馬も見たかった!


「ジーザス・クライスト・スーパースター」ジャポネスク・バージョンは、今思えば彼のアラがすっぱりと隠される作品でした。
ミュージカルとキリスト教(信仰でなく宗教学としてね)にハマった原因がこの作品だった。


ところで、私が保坂さんを見たのは、たぶんこのジーザス以来です。
もしかしたら「永遠の処女・テッサ」以来かな?
どっちにしろ、ものすっごい久し振り。
さすがにちょっと高音の伸びがなくなっていたかなぁ。

保坂さん、歌もお上手だしタイトル・ロールでがんばっていたけど、やや地味か……(^^;

東宝は、「東京宝塚」だけあって、さすがに女優は派手なの揃っていますからねぇ。
四季出身者の男性はいいけど、女性は結構難しいですね。


そして、昔ながらの四季ミュージカルファンが、ちょっと噴き出しちゃうようなラスト・シーンが!

ふたりの衣装と髪型が、ジーザスのエルサレム・バージョンを彷彿とさせますのですよ。
やってるのが山口さんと保坂さんなもんで、もうまんまです。
デジャブります。
なつかしい~っ!!!(≧▽≦)


グレイスの父親・ドゥブダラ役の今井清隆さんは、まさに外国人のようでした。
↑この人、バルジャンの時もそうだけど。


イギリス貴族・ビンガム卿役の石川禅さんは、あいかわらずの安定感で楽しそうにやっていました。


エリザベス一世役の涼風真世さんは、高音がよく出ていましたね~!
歌的には一番難しい役だったんじゃなかろうか。


あと特筆すべきはダンス・シーンでしょう!
本場本職のアイリッシュ・ダンスの方が参加してます。
すごく楽しいです♪
踊り見るだけでも一見の価値ありな感じ。

あの人たち、絶対足首と膝の関節、傷めやすいよ(^^;
普通曲がらないような方向に曲がるんだもん。

多分、日本人ダンサーにも彼らが指導したんでしょうが、日本人ダンサーの分は、ちょっとただのタップダンスに見えたりします(^^;

そして、メインキャストのおじさんたちはまったく踊らない。
千寿さんと涼風さんは、まだちょこっと踊っていましたが、おじさんたちはまったく最初っから踊る気ナッシングでした(笑)。

カーテンコールでもアイリッシュ・ダンス踊ってくれるんですが、若者が踊っている後ろで、メインキャストは腕組んでくるくるフォークダンスのように回っていました。
それもかわいかったけどね(笑)。


ミュージカルとしての完成度を求めるなら、ちと厳しい舞台です。

でも、歌に安定感はあるし、アイリッシュ・ダンスは楽しい。

過剰なパッションや完成度は期待せず、一部演技の……な方が混ざっていても気にしない、むしろ笑って見ていられるわ~♪という方に、お薦めしますΨ(`∀´)Ψ


【追記】

本当に山口さんのファンかと突っ込まれそうなことしか書いていないですが、劇団四季の昔からのファンです。マジ。
あ、人外じゃないけど、コロレドは大好き。
バルジャンも好き♪




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