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Dr.パルナサスの鏡【映画】

 28,2010 01:42
テリー・ギリアム作品としか(笑)。

【まあ、テリー・ギリアムファンには推奨。ジョニーやジュードやコリンファンは「ちょっとでも出てればいいの!」という人以外はDVD待てばいいんじゃないかなー(^^;】


「Dr.パルナサスの鏡」公式サイト


撮影中、不幸にして主演のヒース・レジャーが亡くなってしまい、完成を危ぶまれた映画です。
しかし、彼の友人であるジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの協力により完成。陽の目を見た。

……んだけど、ヒースとしては遺作は「ダークナイト」って言えたほうがよかったんでないの?というのが正直な感想というか(^^;


テリー・ギリアムは、なんのかんのと映画の完成までに祟られているのかというほど苦労をする監督で、ご本人も超個性的。
元はイギリスのコメディグループ「モンティ・パイソン」のメンバーの一人。

モニカ・ベルッチの美しかった「ブラザーズ・グリム」といい、映像は凝ってるし、発想も独特なんですが、最近の作品はいつもなんだか非常に「やっちゃった」感の漂う監督なんですね(^^;


以下ネタバレ。



現代ロンドンで興行している、時代遅れの移動見世物小屋。
そこに、人々の心の中を映す<Dr.パルナサスの鏡>がある。

団員はDr.パルナサスとその娘・ヴァレンティナ。ヴァレンティナに惚れているアントンに、Dr.に腐れ縁のように仕えている小人のパーシー。
彼らはある時、橋の下で首を吊っている男を発見。
引きあげてみると、生きてた彼は自分には記憶がないという。

この転がりこんできた男がトニー(@ヒース・レジャー)。
なにかとやり手な彼は、どうにも聞いてくれる人もいない出し物ばかり続けていた見世物小屋の出し物を改変し、注目を集めるようにする。
彼は、Dr.の鏡をインチキだとばかり思っていたが、実はそれは本当に心の中の世界へと入れる鏡で、そこにはDr.と悪魔の取引が深く関わっていた……。

というファンタジーな話なんですが。


これがまた、感想書きにくい、説明しにくいお話ですわ(^^;


まず、いつものようにほぼ前知識なしで見に行ったんですが、最初、予告とかだけみている分ではDr.パルナサス=ヒースだと思っていましたよ。


Dr.パルナサス、話的には主役のじいさんなんですが、予告に出てきてたっけ???(^^;

公式トップの予告には出ていた。
私、これは見たことなかったんですよねー。


プロモーションではヒース関係のことばかり強調されていますが、この話は基本、Dr.パルナサスと悪魔の取引のお話です。

まず最初に1000年前にうっかり悪魔との賭けに勝ってしまい(というか、わざと勝たされ)不死になってしまったDr.パルナサスと、延々彼に付きまとう悪魔がメイン。
そう考えたほうが解りやすい。

Dr.パルナサスと悪魔がヴァレンティナを賭けてやりあう間に、トニーやアントンや、トニーを追いかけるマフィアなどが絡んでくる。

5人の人間を先に手に入れたほうが勝ち。
その人間が心の中の誘惑に負ければ悪魔のポイント。誘惑に打ち勝てばDr.のポイント。
先に5人集めてDr.が勝てば娘は諦めるとの悪魔の提案に、懲りもせず乗ってしまうDr.。

その目標達成のため、トニーは現世と鏡の中の世界を行き来するんですが、現世シーンまでを撮影し終わったところで、ヒースが亡くなってしまったんですね。

で、ギリアム監督、鏡の向こうは顔が変わるという設定を持ち出しました。
↑ヒース以外の人は変わらないんだけど(笑)。

鏡の向こうのトニーを、超有名人なヒースの友人3人が別々に演じることになったわけです。
一人で全部代わるには、スケジュールが取れなかったそうな(^^;

ちなみに、ギャラもすべてヒースの娘さんに譲渡。
いいお友達だΨ(`∀´)Ψ

ジョニーとジュードは、演技やメイクのせいもあり、ヒースに雰囲気似てるんですよ。
でも、コリンはさすがに似てねぇなぁ(笑)。


この映画、ヒース主演のつもりで見ていると最初ストーリーの進行方向がつかみにくく、非常に進行がゆっくりなんです。
そして、途中、ジョニー・デップがトニーになって鏡の世界に入ったあたりから、もう「テリー・ギリアム、またやったな!」感が満載になってきます(^^;


なんというか、非常に贅沢というのか、わけわからんと言うのか、ヒース、ジョニー、ジュード、コリンの俳優4人を使って作り上げたトニーというキャラクターが(演技や外見はともかく)魅力的じゃないんっすよ~(^^;(^^;(^^;

まだヒースだけでやってる前半は謎も残ったままなんでいいんですが、最後ただの小悪党で終わるんですよ!

ニックの額には謎の文字のような刻印みたいなものがあるんですが、それも謎解きされないままスルーですよ!

あの4人使って、どうやったらそうなるんだ???
まあ、主役じゃないんだから、それでもいいのか???

さすがテリー・ギリアム(^^;


でも一番不思議なのは、いつまでも彼がメジャーでそこそこお金のかかった作品を作り続けるスポンサーを得られることだったり。
興行的に成功した作品なんて、あったかなぁ?
人徳か?
人徳なのか???
それともみんな「未来世紀ブラジル」のコアなファンか?!
実際、ジョニーなんかは監督が大好きみたいですがね。
「ロスト・イン・ラ・マンチャ」なんか見てるとそう思います。あれに付き合うんだもんなぁ(笑)。



映像は独特で独創的(笑)。
ちょっとイカレた妄想世界な感じです。
「チャリチョコ」に似ている感じもあるが、ティム・バートンほど確固たる世界観ではない。


SFXはすごいWETAくさかったんだけど、実際WETAがやったのかな?


これは、有名俳優そっちのけの、Dr.パルナサスと悪魔のお話です。
彼らを目当てに行くとあてがハズれます。
すかっともしませんよ。
テリー・ギリアムだから(笑)。


ちょっとブラックな感じが好きな方、毒気のあるものが好きな方、最後は「テリー・ギリアムだからなぁ!」で、笑える方に推奨ですΨ(`∀´)Ψ


【追記1】

晩年のほうが評価は高かったヒースですが、私が彼の出演作で一番好きなのは「ロック・ユー! 」でした(≧▽≦)b


【追記2】

Dr.パルナスって言っちゃった人手をあげて!

ハーイッΨ(`∀´)Ψ


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