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ララピポ【映画】

 10,2010 00:10
成宮くん、ハマりすぎ(笑)。

【成宮寛貴くんファン推奨。「ドツボの中のかすかな光り」で救いを見いだせる方推奨。本気で落ち込む人にはちとツライかもね(^^;】


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え~、ずっと「Around the people」のことだと間違った聞きかじりで覚えていたんですが、正しくは「A lot of people」でした。
私に「Around the peopleっていう意味らしいよ?」とウソつかれた友人たちよ。
ごめんなさい(^^;
悪気はなかったんだ私もそう信じ込んでいたんだΨ(`∀´)Ψ


ララピポ。
響きがかわいい。

しかしかわいい響きとはちと違って、内容は結構シビア。
ちょいエロコメディの皮被った人間模様というところ。
もちろん単館系。


これ、どこに視点をもっていくかで、ずいぶん印象の違う映画だと思います。

「うまく生きていけないのは本人の努力が足りないか、弱いからだ」「社会的弱者には共感しない! 私は勝ち組!」という方には、果てしなく向かないお話(笑)。

風俗やワーキング・プアや社会に適合できなかった若者~中年の、いわゆる「普通の会社員」からは外れた人生を描くオムニバスです。

風俗業界などいろいろ出てきますので、基本R-15指定。
いくら成宮くんファンでも若い方々はご覧にならないように(笑)。


以下ネタバレ。





映画の中で、うまいこと微妙に関係してくる6人の人間を、それぞれ描いていくオムニバス形式。

ひとりは女にまったくもてないどころか、近づけば本気で嫌悪感を抱かれるキモい系30代後半男子の杉山博(@皆川猿時さん)。

ひとりはワーキング・プアなアルバイト人生に馴染めず、自作特撮ヒーロー妄想に逃げ込む20代後半青年の青柳光一(@吉村崇さん)。

ひとりは惚れた男のために、どんどんディープな風俗業界に沈んでいき、百貨店勤務から転がりまくってAV女優になっちゃった20代前半女性トモコ(@中村ゆりさん)。
↑でも暗くないんだ。結構諦観を含んであっけらかんと、って感じで。

ひとりは風俗のスカウター。その世界で成功することを目指して、女を騙しながら暮らしてる20代半ば青年の栗野健治。
↑これが成宮くん。前出のAV嬢になる女性が好きになる男。人気若手俳優にあるまじきハマり方(笑)。

ひとりは義母の介護に疲れ、ゴミ屋敷に住み、内緒のバイトでAV女優をしている40代半ばの主婦の佐藤良枝。
↑じつは、前出の女性の実母。演じるのは濱田マリさん。怪演(笑)。

ひとりはごってごてのロリータファッションで街をうろつくおデブちゃん女子の玉木小百合(おそらく20代後半設定か?)。
前出キモ系男子と関係あり。その他にも、結構街で出会った男性を簡単に部屋に引き込むが、実はそれを実録裏ビデオとして商売している。
↑森山中・村上知子さんがやってます。これもぴったりΨ(`∀´)Ψ


という、まあ、濃い濃いキャラクター揃い(笑)。
ばっつり別れたオムニバスでなく、それぞれちょっとずつ関係しながら、物語の流れ的にもスムーズに繋がっています。

基本は、成宮くん、村上さん、濱田さんの3本がメイン扱いかな。
そこに成宮くんとこにAV嬢、村上さんとこにキモ系男子、濱田さんとこに妄想特撮野郎とAV嬢が噛んでくる。
↑みんなそれぞれ1話ずつ主役回はあります。


脚本うまいですね~。
登場人物の行動を描いていて、あまり心情は台詞では書いていない。
ちょっと「かいじゅうたちのいるところ」形式。
見る側に、共感がないとちとツライ。

あとから確認したら、脚本は中島哲也さんでした。
「下妻物語」「嫌われ松子の一生」「パコと魔法の絵本」の監督&脚本の方です。そら上手いわ(^^;


身も蓋もないほど、社会のはずれで生きている人たちのこと書いています。
逆にいえば、端っこでもちゃんとしがみついて生きてる人たちのことですね。

シビアなんだけど、どこか同情的というか共感してるというか目線が近いというか。
上から目線ではない脚本になっていると思います。
多分、まわりにそういう人多いか、自分がそんな生活送ったことあるか、よっぽど取材したかのどれかでしょうΨ(`∀´)Ψ

まあしかし、はずれというのは正しくないのでしょうな。
どこに中心を持ってくるかは、その個人の勝手だからね。
妄想自作特撮ヒーローになりきる人生が中心でもいいじゃないか。

そこで遠慮なく愛をさけべ(笑)。


とりあえず、ラスト近く、交通事故にあったせいでギブス&松葉杖付きながら、それでも渋谷の街でニコニコと風俗スカウトをする成宮くん(いや、成宮くんでなく栗野くん(^^;)に、なんだかとてもたくましいというかシブといというか、そういう強さを感じます。

実は、一番シビアなのは濱田マリさんパートだけどね。
↑これは非常にシビアな話で、このパートだけで普通なら1本映画ができそう。


それでも、この映画の登場人物は、最後にみんな笑うんです。
なんかもう、別に救いや出口を見つけるわけでなく、どうしようもなくて、笑うしかないっていうような笑い。
とても明るい笑いとはいえない笑いなんだけど(^^;

そのいろんなニュアンスの笑いをつなげることで、ストンと落ちるところにオチがきたという気持ちになるラストでした。


どんな人生でも、どこで生活しようと、死なない限り人間生きていくんだよとりあえずΨ(`∀´)Ψ


見終わった後は、なんかちょっと人が愛しくなるぞ(笑)。
実は、意外に良作かも?

ああでも、先にも書きましたが、いわゆる「負け組」目線にはいっさい共感しない方、それから人生経験浅く、苦労知らずな若者には、なかなか合わない映画だと思われます。

ファンティーヌ(@レ・ミゼラブル舞台版)みたいな人に多少なりとも共感できるなら、きっとオッケーだ。
全然ラディカルで現代的だけど(笑)。



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