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大奥【映画】

 26,2010 22:03

う~ん……残念!(^^;


【各俳優さんファン推奨。原作ファンも、脚本で怒るようなことにはなってない。でも、原作水野ファンには非推奨。ニノ・ファンにはこの感想が非推奨(^^;】

★公式サイト


最近、若手役者ががんばってて、制作や脚本に首をひねることが多かったんですが、この映画は逆です。

制作や脚本に、特別文句はない。
特に脚本は、原作にできるだけ忠実にしようという気合いも感じられ、キレイにまとまっていたと思います。
まあ、時代劇の作り込みとか、出演者の着物の趣味とか、着方とか所作には、ちょっと思うところもあったけれども(^^;

個人的な感想とお断りしておきますが、私がこの映画で一番残念だったのはキャスティングです。

個人の役者の力量とか演技力とかいう問題を超えて、

キャスティング、ダメだろうあれは(^^;(^^;(^^;


以下ネタバレ。







男だけにうつる死病「赤面疱瘡」のせいで、男が女の4分の1の数にまで激減した江戸時代の日本。
通常考えられる仕事や生活も、すべて男女逆転を余儀なくされ、将軍も、幕府の重役もみな女。
吉原や大奥にいるのはみな男、というパラレル設定時代劇です。


徳川将軍家は、七代~八代へ代替わりする時代の話。
例の「暴れん坊将軍」八代吉宗さまを、柴咲コウちゃんがやってます。
これは、気が強い芯の強い将軍様役で、お似合いでした。
側近たちも、お似合い。
特に、福々しいのに、にこにこと押しの強い和久井映見さん演じる加納久通、よかったですねぇ(≧▽≦)b

水野に子種を授かりに来る貧しい年増の女なんかも、いかにもよしながさんのマンガに出てきそうなキャラでよかった。

あ、贅沢三昧改まらず、権勢意識も改まらず、吉宗にばっさりと切り捨てられお城からおん出される間部詮房(@菊川怜さん)もよかったです(笑)。
衣装的には、この人が一番煌びやかだったんじゃないかな。


問題は男性陣だ(^^;


とにかく、大奥が煌びやかでない。
衣装も容貌も(^^;(^^;(^^;

美男3000人とかいう触れ込みの割には、美形が少ないなぁ。
嘘でもいいから、並んでおくだけのエキストラでもいいから、もうちょい華やかなのはおらんかったんかい(^^;

衣装もね、まあ、男性が普通着ないような綺麗な色合いの着物ではあるんですが、なんか地味なんすよ。
全体的に地味なもんだから、水野が仕立てる漆黒の上下も、そうインパクトがない。

煌びやかじゃない大奥なんてっ!(T△T)


まあ、でもそこは百歩譲ろう。
たとえ上下での歩き方が変だろうが、姿勢が悪い者が多かろうが、時代劇の所作が身についてなかろうが、まあ、まあ、そこも目をつぶろう。


目をつぶれないのがキャスティングですよ(^^;

私は別に、二宮くんの演技には文句はありません。
「硫黄島からの手紙」とかよかったと思うし、嵐も好きです。

でも、二宮くんに水野はキビシイ(^^;

演者の演技力とか説得力とか、本人の努力とかいう問題じゃないんだ。
例えば、演技力とは関係なく、小池徹平くんにケンシロウやラオウはできないでしょ?
そういう問題です。

歌舞伎に「ニンじゃない」という言い方があります。
俳優が演じる役に合っているか合ってないかを表現する言葉なんですが、私はこの言い方が実は嫌いでね。
あまり言いたかないんだけど、この映画で初めてそういうふうに思いましたよ。

二宮くんありきの企画だったんなら、原作ファンの大ブーイングを食らおうが水野のキャラを変えればよかったのに(^^;
なまじ原作どおりのキャラなもんだから、二宮くんが上手くやればやるほど違和感が出るという悪循環(^^;(^^;(^^;

水野って、ひと言でいうと粋な男なわけですよ。
女心も男心も汲み取って、自分が堪えるところはぐっとこらえて、ちょっとハスに構えて、黙って死んでいこうとするようないい男なわけですよ。
二宮くんは、そのように演じようとしてます。
それは解る。
だがしかし!

そんな男が子供に見えちゃ駄目だΨ(`∀´)Ψ

吉宗よりも年下に見えるんだもん(^^;
あ、二宮くんの実年齢は知ってますよ。
でもこの際、実年齢は関係ない。

大奥の廊下を、後ろに松島(@玉木宏さん)と大奥総取締役の藤波(@佐々木蔵之介さん)を従えて歩くシーンがあるんですが、なんか若殿に従ってる家臣のようでしたよ。
後ろのふたりよりも頭ひとつぶんちっちゃいし。

こればっかりは如何ともしがたい(^^;(^^;(^^;


玉木さんは、髷にするとキラキラ度が若干減る感じ。
着物のせいか、所作のせいか、役柄のせいか、すっと、水際立つほどの松島には見えない。
最後に吉宗に負けたとがっくりしてますが、うん、最初から負けてるよねって感じでね。

阿部サダヲさんも、本当に、この人の演技力にもなんの文句もないんだが、それ? その役なの???って感じでしたしねぇ(^^;

蔵ちゃんの悪者はよかったけど(笑)。
垣添役の中村蒼くんも元気良さそうでかわいかったけど。
鶴岡役の大倉忠義くんも、ちゃんと美形ぶりも剣術もがんばってたけど。
↑二宮くんとの立ち会いは、一生懸命決められた殺陣がんばってます!って感じでしたけどね(笑)。

あとはやっぱり、その他大勢の座ってたり立ってるだけの方たちが、造りは美形ふうにしてあるんだけど、全然キラキラしくなかったとこだな(^^;
黙ってるだけなら、とことん外見だけで選んでもよかったんじゃあ?

不思議なことに、女の大奥をやると、まあ美形度や人数に限らず、「一番美しいのは私!」的な、ある意味おっそろしい空気が必ずあるんですが、今回の男の大奥にはそれがあまり感じられない。
セリフではあるんですよ。
嫉妬もいじめも、「私のほうが何倍も美しいわ」とかいうシーンもあるんですが、あの綺麗な女優ばっかりがでている化粧品のCMに代表されるような(笑)、無言で美しさや権勢を競い合う激烈な空気感はなかったですね。
やっぱ基本華やかさがなかったからだろうか。


あと、せっかく逆転とはいえ大奥なんだから、着物にはもうちょい凝ってほしかったなぁ。
大奥の男たちのもそうですが、特に堀北真希ちゃんの着物。
大店のお嬢さんの着物に見えない。

キャスティングのちぐはぐさと着物の質で、実際にどうだったのかは知りませんが、なんだか全体的に予算足りなかったのか?という印象に。
↑まあ、キャスティングのちぐはぐさはどっちかってぇと制作テレビ局との兼ね合いでしょうけどね(^^;

N○K大河ドラマの着物は、やっぱり趣味がよく上等なんだなぁと、妙なところで感心しながら見ていました。


俳優さんたちそのものに、あまり文句はない。
制作サイドにも、あまり文句はない。

なのに、なんだこの残念感(^^;という作品でした。

すみません(^^;(^^;(^^;
各ファンの方の「すごい似合ってる! ハマリ役!」というご意見もあって然るべきだと思います。
それに異論は唱えませんよΨ(`∀´)Ψ



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