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イキガミ【映画】

 25,2009 20:04
理不尽ったらこれ以上の理不尽はないやね(^^;

【出演者だれかのファンなら見てもいいかな。そんだけ。以上!って感じで(^^; ああ、「世にも奇妙な物語」好きな人は好きかも】

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もちろん、山田孝之くん繋がりで見ましたが。
まあ、山田くんはよかったよ(笑)。
成海璃子ちゃんとの兄妹がかわいくってね。
目を伏せた顔が、ふたり意外と似てて、兄妹と言っても違和感ありませんでした。
髪質もなんだか似ている。


山田くん演じるのは、飯塚さとしという、妹が唯一人の身内という青年。
延々続いた似たような役からは脱却してますが、そのかわり

え~、飯塚さとしさん、芹沢多摩雄さんという貧乏で根性据わったお兄さんがいませんか?

というくらい、今度はなんか芹沢系統の役ですね。
「百獣の王」でなく、チンピラ系だけど(笑)。


これは「クローズZERO」の後の映画かな?
なんだかやはり、ついたイメージに沿った役をオファーされやすいってことなんだろうか。
↑まあ、今の芸能界、山田くんに限らずそうなんだろうけど。


私はやはり、「手紙」「そのときは~」とかの悩める好青年よりもこういう役のほうが好きですねぇ(笑)。
芹沢から入ってよかったよ。
「白夜行」は、またちょっと別口。

キレイにかっこよくしているよりも、こっ汚いほうが好きなんですよ(笑)。
芹沢も、まだ小奇麗だった「1」より「2」のほうが好きだ。

私的外見嗜好方向がヴィゴ・モーテンセンと同カテなのかもな~Ψ(`∀´)Ψ
ニコライよりアラゴルンが好き(笑)。
ちなみにもちろん王さまでなくこっ汚ねぇ野伏の時の♪
もしくはアラトリステとか♪


でもやはりこうしてみると本当に「クローズZERO」が転機だったんだなぁ!
次は「十三人の刺客」(三池監督)ですもんね。
↑これは楽しみだ。絶対きっと小汚い(笑)。

今の外見、どっから見ても野武士ですからね(笑)。
武蔵とかも似合いそうなんだけど、武蔵は大柄なイメージだからなぁ。
いやまあ、対象物がないと実際よりずいぶん大きく見えますけどね、山田くん。

出演作は見てはいなかったんですが、結構昔から知ってるだけは知っていたので、まだ25~6歳だというのに驚きますね。
脱皮時期なんでしょう。
これからが楽しみです(≧▽≦)b


今度、小栗旬くんの監督映画に出るともっぱらの噂ですが、いいことかもね。
役者として惚れこまれてるみたいだから、悪いようにはならないでしょう。
こういう役者に固定観念で役をやらせるのはもったいないぞ。
がんばれ、小栗監督!Ψ(`∀´)Ψ


以下、ネタバレ。



舞台は、国家繁栄維持法というものを国の根幹に据えたパラレル・ジャポン。
ごく少数ではあるけれども、若者が国家によって無差別に死を与えられる国です。


この映画を見て、クリスチャン・ベール主演のガン=カタ映画「リベリオン」を思い出しました。
あれも無茶な設定だったよ(^^;
いや、ガン=カタかっこよかったけど。
ショーン・ビーンもかっこよかったけど。

人間が悪いことするのは感情のせいだ。
感情なくしちまえ!って未来世界の話で、もちろん、情緒的なものを助長するから芸術も文化も禁止!
本読んでも音楽聴いても絵を持っていても駄目!
感情を抑制する薬を人間は飲んでいて、それ飲まなかったり、思想に反対してレジスタンスしている人たちは特殊部隊員「クラマトン・クラリック」が取り締まって、即効死刑!っていう設定だったんですね。


人間、死んでみないと生きてるありがたみが解らない。
万人にいつ死ぬかわからないという恐怖を与えることによって、自殺率を下げたり出生率を上げたりできる。犯罪も減る。
だから無差別に少数の「誰か」を死なせて、他の人びとに生の大切さを知らしめ、国家の安泰を図るというこのイキガミの設定も、たいがい無茶な設定です(^^;

それ、誰もおとなしく従わないでしょうに。
恐怖政治の独裁国家ならともかく。
もしくは、長い長い時間をかけて、根気よく洗脳していくかだね。


で、「リベリオン」は最後もちろん最優秀なクラリックであったジョン・プレストン(@クリスチャン・ベール)が政府を裏切って、そういう社会は転覆するんですが、この映画ではそのような全体的なオチはついていません。
一言、ほんのちょっとだけ将来的な変革を匂わす程度の台詞はあるけど。

国家繁栄維持法に基づく死亡予告証=「イキガミ(逝紙)」が届けば24時間で問答無用に死ぬという世界観の中での、「イキガミ」を届けられた3人の人間の死にざま、周りの人間の反応を描いた映画です。

構成的には「死神の精度」に似てるかな。
あれは、イキガミの代わりに死神が来る(笑)。
そして、期限は1週間。
同じく、3本立てオムニバスだし。


さて、イキガミを受け取る方々。

1人目は田辺翼(@金井勇太)。
歌手を目指していた若者で、塚本高史くん演じる森尾秀和とコマツナというデュオを組んで路上で歌っていたが、ひとりだけスカウトされ、森尾くんを捨ててデビュー。
だが、不本意なボーカルと組まされて不本意な活動をしながら、ようやくテレビ出演を果たそうとした矢先、イキガミが届く。


2人目は政治家の引き込もりの息子、滝沢直樹(@佐野和真)。
母の期待が重すぎて引きこもり。
自殺しようとした矢先、イキガミが届く。
自分の死さえ選挙に利用しようとする政治家の母親に反発し、彼女を殺そうとして、死亡予告時間1時間前に射殺される。


3人目は、小さいときに両親を自動車事故で亡くした施設育ちのチンピラ、飯塚さとし(@山田孝之)。
まだ施設に残したままだった盲目の妹・さくら(@成海璃子)をとても大切にしていて、ようやく引き取ろうとした矢先にイキガミが届く。


ちょっとずつ前後しながら、オムニバス形式で話は進んでいきます。
突然「あと24時間の命です」と宣告された時に、人間はどういう行動を取るのか、ということですね。

田辺翼は、結局コマツナ時代の歌を歌って死んでいく。
↑しかしこのふたり。どう考えても引っこ抜かれるなら森尾くんなんじゃ?(笑)
ボーカルと組ませるつもりで引っこ抜いていくのに、ボーカル抜いてどうする。
顔も森尾くんのがいいし、作詞作曲も森尾くんだしね(^^;

滝沢直樹は、母を撃つのを結局ためらってしまい、警察に射殺される。

飯塚さとしは、うそも無念さもなにもかも飲み込んで、盲目の妹に角膜を残す。
引き取ると言ったのに約束を守れなくなったこと、昔から嘘ばっかり聞かせてきたことを後悔しながら、妹に「ドナーが見つかった。手術が終わったら一緒にずっと暮らそう」と最後の嘘をついて。
でも、死亡予告証配達人の安易な発言から兄自身がドナーではないかと疑い「お兄ちゃんが死ぬなら私も死ぬ」という妹のために、病院中を巻き込んでまた嘘をつく。

彼は、やはり妹に最後まで嘘をついたことを悔やみ「まだ死にたくない」と言って、死亡予告時間どおりに死んでいきます。


しかし、24時間は短いな。
有意義にすごせとか言うなら、せめて3日くらい前には教えろよって感じ。
でも3日もあるとよけい怖くなるかな(^^;

私はどうだろうと考えた時に、一番最初に浮かんだのは「掃除」ですけどね(笑)。
必要最低限の掃除をして、保険証書を家族に残し、カシュガルにでも行くかΨ(`∀´)Ψ
↑何故か子供の頃から妙に魅かれる地名なんですよねぇ。
前世で住んでたんじゃね?ってくらい(笑)。
24時間でたどり着くんだろうか。

それが無理なら、波照間島の南端の崖から、泳げるとこまで泳いでみるとかな~。
↑なんか、ニライカナイにも魅かれるものが。

人の迷惑にならないなら燃やさなくてもいい。墓もいらない。葬式もやらなくていい(笑)。
理想でいうなら髪の毛の1本も残さず、記憶にも残らないのがいいけど、記憶に残らないと国家繁栄維持法の趣旨には反するんだな、きっと。


「イキガミ」のシステムは最後までまったく揺らがないもんで、みんなの無念の持っていきどころがないんだよねぇ(^^;

オチがない感じで、見た後すっきりしません。


星新一のショートショートのパクリだって話が一時出ていましたが、あれはどうなったのかな?
ショートショートなら、こういう終り方もわかるんですがね。
もしくは「世にも奇妙な物語」とかなら。
長編映画のラストとしては、もう少しなにか欲しかったかなぁ。


というわけで、各俳優ファンには推奨という感じの映画でした。


あ、すみません(^^;
今の今まで書いてませんでしたが、主演の配達人は松田翔太くんです。


【追記】

「そのときは~」で山田くんの子供時代を演じた深澤嵐くんが、この映画でもさとしの子供時代を演じてます。
専属?(笑)
ちなみに役名まで「さとし」で一緒だね。
子供時代のさとしとさくらもかわいいんだ、これが♪
この兄妹の3epだけでもよかっ……いやいや(^^;


【余談】

星新一の「おーいでてこーい」は皆さんにお薦めします。
どんなホラーより怖い短編ですΨ(`∀´)Ψ

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