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世界の中心で、愛をさけぶ【ドラマ】

 29,2009 00:10
食わず嫌いでした、ゴメンナサイm(_ _)m

【純愛もののフリして実は結構重いテーマですな。忘却の物語とも言える。もちろん、ただ純愛ものとして見てダダ泣きするのも可。綾瀬はるかちゃんがすごいっすΨ(`∀´)Ψ】


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まあでも、いまだに原作は好きじゃないんだけどね(^^;


ドラマは「白夜行」スタッフ(+堤幸彦さん)というだけあって、よく出来ていました。

いちいち脚本の細かいところが行き届いてる。
全体的に破綻なく、出来がいい。
映像もきれい。
小道具や時代考証もちゃんとしてて、たぶんアラフォーあたりには涙が出るほど懐かしげ(笑)。
↑でも実際は1987年というより、もうちょっと昔じゃね?って感じだけど。
田舎だからという設定なんだろうか。


そして、主演のふたり、綾瀬はるかちゃんと山田孝之くんがすごいです。
まあ、ゴールデン・コンビとか言われるようになったのも、わかるわねぇという感じ。
特に、これは綾瀬はるかちゃんがすごかったですね。


ただ、いろいろ足してはあるんだけど、あの内容を連ドラにしてあるもんだから、ちょっと進行がゆっくりすぎて、特に前半分あたり中だるみを感じる方もいるでしょうね。


もともと、大好きでもないジャンルの上、タイトルに引っかかりがあったので、そう良い印象のない話だったんです。

「世界の中心で愛を叫んだけもの」っていう、マニアックな古いSF小説があるんですが、どっからどう考えてもこのタイトルからいただいたんでしょ?って感じで(^^;

テレビ版「エヴァンゲリオン」の最終回の副題が「世界の中心でアイを叫んだけもの」だったと思うんですが、これは解っててやっている。オマージュの範囲。

作者は最初「恋するソクラテス」というタイトルで考えていたのが、編集さんの助言で「世界の中心で、愛をさけぶ」というタイトルになったという経緯も知っています。
多分、その編集さんが元本の読者だったか、本屋で平積みされてるのを横目に見てたんじゃない?って気もする(多分後者だろうなぁ。もしくはただのエヴァオタクだったりして(^^;)。

内容のまったく関係ない泣かせ恋愛小説のタイトルに、知らん振りしていただいてくるのはどうなの(^^;

と、まあそういうことで、良い印象を持ってなかった私はSFファンです(笑)。
おかげさまで、今まで食わず嫌いでした。


以下、ネタバレ。


これも今更ネタバレってもんでも(^^;

社会現象にまでなった恋愛物語。
現在と17年前が交差する構成で、愛した少女を白血病で失った朔太郎くんが、長い長い年月をかけて再び前を向いて生きようとするまでを描いたドラマですね。

ドラマ版は、純愛と切ない忘却の物語になっています。

連続ドラマで尺が長い分、亜紀(@綾瀬はるか)と朔太郎(@山田孝之)の魅かれていく過程が丁寧に描かれています。
かわいいなぁと思うんですが、結末は判っているもんですから、そういうところも切ない。


え~、とりあえず「赤い疑惑・平成版」?って感じで(笑)。
三浦友和さんも出ているしねぇ!

何年か前に、あの超有名大映ドラマ「赤い疑惑」(もちろん百恵友和ゴールデンコンビ版)をビデオで全話見たことがあるんですが、なんかかぶるかぶる(笑)。
↑数年前に、確か藤原竜也くんと石原さとみちゃんでリメイクされてましたね。

さすがに、あれほど大げさ大仰ツッコミどころ満載で、感動するより笑える、ということはないですがね。

再生不良性貧血だって嘘つかれるとことか、同じ入院患者の白血病の人と症状や薬が同じで、そこから自分の病気に気づくとか、その人死んじゃって自暴自棄になるとか。
まんまなシーンもところどころあり。

入水自殺を図るところも一緒。
百恵ちゃんは雪の降る北海道の湖だったと思いますが。

きっと三浦友和さんは感慨深かったことでしょう(笑)。
以前は自分が恋人のパパに邪魔にされる彼氏役でしたが、今回は山田くん演じる朔太郎を邪魔にするパパ役を演じておられます。

亜紀ちゃんにカマかけられて、白血病だということを白状させられてしまった朔ちゃんが「僕はもう、死んだ方がいいかもしれません」って涙ながらに落ち込むのに、「死んでくれ」とスカッと言っちゃう大人げないパパです(笑)。

 
いや、白血病の亜紀を演じる綾瀬はるかちゃん、すごいですね!
みるみる痩せていく。
本当に髪の毛剃ってるし。
見ていて本当に死にそうですΨ(`∀´)Ψ

亜紀ほどじゃないけど、朔太郎も後半にいくにしたがって痩せていくんですよ。
やつれていくというか、明らかに面ざしが変わってくる。

白血病に急激に蝕まれていく亜紀ちゃんと、それを見守りながらぎりぎりまで追い詰められて、ちょっとおかしくなっていく朔太郎。

朔ちゃん、あんな亜紀ちゃんをずっと見続けないといけなくて、あんだけ追い詰められたら、そりゃ無茶もするかもね~、正常な判断なんかできないし、17年も引きずるよねぇ~と思わせる、有無を言わせぬ説得力。

高校生キャスト、すごいですよ(≧▽≦)b

この時演じてるふたりは実年齢19~20歳くらい?
おっそろしいプロ根性だな(^^;

映画版の亜紀を演じた長澤まさみちゃんは、最後までふくふくしてましたがね(笑)。


高校生キャストがすごいもんだから、申し訳ないけど大人キャストになるとちょっとテンション下がるというか(^^;
時間軸現在の大人の朔太郎は緒形直人さんが演じているんですが、どうも山田くんの朔太郎と繋がらない(^^;(^^;(^^;

ちょっとそこが残念でした。


朔ちゃんのおじいちゃんや、ご家族。
亜紀ちゃんのご家族。
セリフのほとんどないたこ焼き屋のオヤジさん。
ふたりの担任の先生やお友達や幼馴染まで。
どれも無駄なキャラがなく、うまく物語に織り込まれています。

16~17歳にしてどうしようもない恋と病気に振り回されている我が子たちを、なすすべなく見守る親たちの切なさも、そんなふたりになにをしてやったらいいのか悩む幼馴染たちの心情も、非常に丁寧に描かれています。

いやあ、これも脚本よかったなぁ。
いちいち細かいエピソードも上手い。
前半はちょっとのんびり進行だったけど、やはり後半は怒涛でしたしね。

原作、映画がダメだった人も、このドラマはいけるんじゃないだろうか。


亜紀が死んでから17年経って、迷いに迷ってぐたぐたに悩んで、自殺未遂もした後で、ようやく朔太郎は前を向いて生きていこうと決意します。

それは生きて側にいてくれる、もうひとりの「明希」さん(@桜井幸子さん)のおかげでもあるわけですが、やはり、17年の歳月のおかげでもあるんでしょう。

あまりに深い悲しみは一生背負ってはいけない。
生きている人間には、忘却という「許し」があって、いつまでも痛む思い出をずっと胸に抱えながら、それでもだんだん少しずつ忘れながら生きていくんだと。
そういうラストシーンになっています。


有名な空港での「助けてください」のシーンも、映画とはずいぶん違いますよ。
↑映画版はテレビでやった時にナナメ見しただけなんですがね(^^;


もともと恋愛もの好きな方、人間ドラマの好きな方、山田孝之ファン、綾瀬はるかファン、無条件に推奨。
「赤い疑惑」を初めとする大映ドラマ好きな方にも大推奨。

結構、年齢嗜好問わず、間口の広いドラマだと思うなぁ。

私のような(笑)食わず嫌いの方にも、恋愛ものはまったく受け付けないというのでなければ、推奨しておきますΨ(`∀´)Ψ


【追記1】

すごい大掛かりに海外ロケに空撮までしているのは、やはりその当時「セカチュー」だったら絶対視聴率取れる!という目論見に基づいて、だったんでしょうかね(笑)。


【追記2】

しかし、「白夜行」といいこれといい、山田くん、もし高所恐怖症ならやってらんないね(^^;
ビルの端っこに外側に足投げ出して座ったり、これではオーストラリアで断崖絶壁に立ったり。


【追記3】

「セカチュー」スタッフ-堤幸彦さん=「白夜行」スタッフらしいですが、一番違って見えるのは映像関係ですかね。

映像に関しては、こちらのほうがいろいろ美しいと思います。
↑「白夜行」はまあ、映像的にも暗いシーンが多かったからね(^^;

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