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涙石の恋 ジェニファ【映画】

 04,2009 22:24
び、びみょー(^^;

【大人のための童話系な話なんだろうけど、監督が消化しきれてない感じ。とりあえず、山田孝之くんは、この頃のその他の役と同じく、うつうつと悩んで純粋に恋愛しているので、そういう山田くんが好きな方には推奨】


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え~っと。
今まで見てきた中で一番ビミョーかも(^^;

いやべつに、内容は恋愛ファンタジーでもなんでもいいんですが(実際「そのときは彼に~」はそこそこおもしろかった)、どうもこの映画のコンセプト自体がこの監督と合わない感じだなぁ(^^;

前半、なかなか見続けるのが大変でした。
「このままか? このままずっと行くのか???」って感じで(^^;

とにかくモノローグが多い。
山田くん、モノローグだらけ。
芝居もなにも、とにかくモノローグでの心情説明。
脚本、もうちょっとどうにかならなかったのか(^^;
ラジオドラマかと思いましたよ。


この映画、いっそ昔の岩井俊二さんみたいな監督が撮ればよかったのかもねぇ。
ファンタジックな部分が、他の映画の内容に馴染んでいないように感じます。
そこだけ浮いてる。


一番感心(?)したのが

「山田くん、胸板薄い、二の腕細せえええ!!」

というあたり、もう間違っている(笑)。
↑今はがっちり筋肉ですからね。


以下ネタバレ。


舞台は長野県のお寺。
住職のお葬式から始まります。

この住職、豪快で面倒見のいい方だったらしく、住み込みの修行僧を初め、いろんな若い子を預かっていたわけです。
その中の一人が、保護観察処分中の隆志(@山田孝之)。
そして、葬式のその日に寺を訪ねてくるのがジェニファー(@ジェニファー・ホームズ)。

まあ、ふたりのひと夏の恋の物語なんですが。


隆志は、母と自分へのDVに耐えかねて父親を殺してしまった過去を持ち、誰に対しても心を閉ざして生きています。
一人で畑仕事をしている時だけが安心する、という少年院帰りの少年。
↑アナザーワールドの亮司(@白夜行)かと思ったよ(笑)。

ジェニファーも家族を知らない施設育ちのアメリカの少女で、ふたりはぎこちないながらもだんだんと惹かれあっていきます。

でも、ジェニファーには秘密があって……というお話。


この秘密がびみょー(^^;

抱きしめられると消えちゃうんですね。
文字どおり、本当に消えます。

いちおう、映画の中で語られる童話にリンクさせてある設定なんですが、とにもかくにも唐突感がぬぐえない。
映画の他の部分が、地に足つけた単館系家族もの的なお話なんで、なおさらです。


初めて消えちゃったあと、隆志に「そんなの嘘だろう!?」と問い詰められるシーンあたり、最初なに言ってるのか、なんで隆志が怒ってるのか、ちょっと判らなかったもんね(^^;
「え? あ? あ! 比喩とかイメージとかでなく、本当に消えるってこと???」と飲み込むまでに、ひと呼吸必要でした。

私、SF・ファンタジー・幻想もの・実験演劇やカルトムービーもオールオッケー! ウェルカム!なほうなんで、そういう流れには乗りやすい人間だと思うんですが、それでも判りにくかったよ(^^;

普通の恋愛ものだと思って見ていた人たちは、確実にあそこで置いてきぼりをくらいそうでした。

映画の中でジェニファーは2回消えます。
1回目はすぐ見つかるけど、2回目ラストシーン近くでは帰ってこない。

そして、一緒に消えてしまいたかったのに、ひとり残された隆志くんだけは大人になっていくわけです。


もちろん、なんでジェニファーが消えるのかとか、そんなことは一切説明ありませんよ~(笑)。
説明なくても、なんとなく有無を言わさず雰囲気で流してくれてもいいんだけど、そういうふうでもないんだよなぁ。


いちおう、そのふたりの触れあえないせつない恋愛がメインフレームなんですが、お寺の新しい住職ご夫婦の愛情物語なんかももう1本の柱になっています。

死んだ先代ご住職の娘さん(@高橋ひとみさん)と 婿養子の新しい住職(@遠藤憲一さん)。
ちょっと冷えてたご夫婦なんですが、跡を継ぐために母と同じく養子をもらい、坊主と結婚したくないご夫婦のひとり娘(@浅見れいなちゃん)が、ジェニファーと結託してふたりを再びくっつけ弟を産んでもらおうと大画策。

こっちの話のほうがおもしろかったよ。

いろいろガールズトークとかもする日米の女の子ふたり、かわいくてね。
ちゃんとふたりの努力も実って、夫婦はラブラブになりますしね。
ちゃんと弟くんも生まれるし(笑)。

まあ、こっちサイドだけでなくても「ジェニファーが消える」という設定さえなければ、普通の単館系のお話でおもしろかったんじゃ?と思うんだけどなー。

隆志とジェニファーの恋も真摯でかわいいんですよ。
とうもろこし畑の中でおっかけっこしたりして(笑)。
ええ、おそらく映画のキモである、ファンタジックなところが浮いてるだけで。

消えなくても、アメリカ帰ればいいのにと思ってしまうあたり、すでにこの映画のコンセプトから大きく外しているなぁ(^^;


この監督が撮るなら、ファンタジー部分はいらなかった。
見た印象だけで言うのなら、監督だってなんでジェニファー消えるのか、納得できてないんじゃないの?って感じでしたね。

挿入されてる童話アニメまではまだいいんだ。
ジェニファー消えるとこだけが、この映画では消化しきれず浮いてる。

なので、全体的にはビミョーな感じに(^^;


要脳内補完能力。
ファンタジックな部分は、自分で補完しましょうΨ(`∀´)Ψ

山田くんは、「あの頃、あの役、あの感じ」で、もう想像通りなので、他はどうでもいいから山田くん見たいという人も、期待は裏切られないでしょう。

あと遠藤憲一さんファンにはお薦めだなぁ(笑)。
「クローズZERO」の組長とは別人ですが。
隠れ趣味がプロレスという、気の弱い住職。
いい感じです(≧▽≦)b



【追記】

隆志くんの畑の近くで「クワ男が住人を襲う!」という事件が、途中で発生するんですね。

もちろん隆志くん、少年院帰りだということで疑われてしまい、警察に引っ張っていかれるんですが、ジェニファーはずっとお祈りしながら彼が帰るのを待っている。

ここの描写が、3~4日かそれ以上もあるような感じの描かれ方なんですが。

逮捕勾留でもないのに、
いったい任意同行で何日引っ張るつもりだ長野県警Ψ(`∀´)Ψ

ジェニファーとずっと一緒にいたんだから、アリバイ大ありだろうに。

ってか、クワ男って(^^;


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